弟子の準備ができたとき、師が現れる。

出会いが人生に与える影響は計り知れません。

その後の生き方を大きく左右する出会いがあります。

生きていく中で、どんなタイミングでどんな人と出会うか?

これは本当に縁であり、運でしかありません。

でも、自分の直感を信じて行動していくことで、

偶然のようで必然的に必要な出会いが訪れるのではないでしょうか。

では、ヨガにおける「弟子の準備ができたとき、師が現れる」とはどういうことでしょうか?

私は、ヨガを学び、練習していくほどに、自分にとって必要な師匠に出会えるということを指していると思っていました。

本当の意味での 「弟子の準備ができたとき、師が現れる」 とは?

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ひたすらヨガアーサナを何度も何度も練習する。

繰り返し練習してトライしていくなかで、

自分の内側から知恵が生まれる。

Good Teacher is inside my mind.

いちばんの先生は、自分の体なのです。

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練習を重ねていくうちに、自分の体は少しずつ変化していきます。

その変化から、自分の体の内側で新しい感覚が訪れます。

その内側で感じた感覚こそが、知恵 = Intelligence, 知性。

ただ知っている ”知識 = Information” とは違うということ。

弟子の準備ができたとき、師が現れるとは、

練習して準備ができたとき、自分の体が教えてくれる。

そこから知恵が生まれて、体をコントロールする方法が分かってくる。

ヨガとは、「生き方」。

偉大な先生、師匠から教えを授かる。

それを実践して、自分で体感・体得したことが本当の意味での理解であり自らの知性となる。

参考:シュリンダー氏 ワークショップ2019